健康ひろば

お腹いっぱい食べたいけれど、、、 時々の過食は問題なしって本当?!

お腹いっぱい食べたいけれど、、、 時々の過食は問題なしって本当?!

日本のテレビでは、「大食い」なるジャンルが確立されていて、定期的に大食い番組を放映すると、高い視聴率はとれるそうです。ですがやはり大食い番組をみていると、心配になるのが参加者の体調ではないでしょうか。

参加者は、特別大きな体格でもなく、太ってもいない。以外と小柄な人が多かったり、女性であったり、とても「大食い」ができる人でもなさそうな感じがおおいですよね。そして、あんな小さな胃に入るのかなあという素朴な疑問以外にも、たくさんの栄養過多で血管や肝臓などに負担がかかるのではないかなあと感じていました(これ、イメージだけなんですが・・・)。

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しかし最近、その回答のような、「普通の満腹時状態」と「最大限に食べた(もうひと口も入らない)状態」の身体の状況を比べる調査が、イギリスの大学で行われたそうです。

ふたつのグループに「普通」と「食べすぎ」状態になるようピザを食べてもらい、食後の状態を検査しました。普通の満腹状態では平均1500カロリーのところ、最大限の場合は、成人男性の1日摂取量カロリー2500を上回った状態だそうです。


そして、食後に被験者の血液などを調査したところ、下記のような結果が得られました。

①血糖値が高くなっていなかった。

②血糖値を下げるインスリンが50%増加。

③2倍以上の脂質を摂取したのに、血中脂質はわずかに上昇した程度だった。

④インスリンの分泌を促進するホルモンが大幅に増加した。


血糖値を下げるインスリンが増加というのは、凄いですよね!

こういった結果から、人体は突然の過食にもうまく対応ができることがわかり、

多く取りすぎたエネルギーは、体内に脂肪として蓄積されるため、

時々の「食べすぎ」であれば身体に悪影響を及ぼすものではないとのことがわかったそうです。さらに、なんと健康体の方は「満腹」の2倍を食べることができるそうで、

また、それによるエネルギー余剰などにも対処ができるのだそう。

素晴らしい、人体!!ですよね!

もちろん、日常化された「食べすぎ」は肥満やその他の病気、糖尿病や循環器疾患などを引き起こすこともありますので、「時々」というのがとても大切です。


今回の調査では、健康体の男性を被験者としていますが、研究チームは今後、老人、女性、肥満者など、あらゆるグループでの調査を予定しているとのことですので、非常に結果が楽しみです。

「食べすぎ」グループの被験者の方々は、

食後4時間に渡り、不快感や眠気があったということですので、

やはり「食べすぎ」はやめたほうがよさそう・・・

よくデザートは別腹とか言いますが、これも無理だったそうで、

彼らは「もう何ひとつたべたくない」と答えたとか。

食事は、いくら美味しいと言えども、腹八分目が一番良いようですね!



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