健康ひろば

中国でまた、感染力が強い肺ペスト発生。前回は肺ペストで2名死亡。

中国でまた、感染力が強い肺ペスト発生。前回は肺ペストで2名死亡。

中国北京市にて肺ペスト患者が再度、発見

新華社の発表(中国国営通信)、では北京病院では現在も治療が続けられており1名が重体と伝られている。
*「既に予防・隔離管理措置が取られている」

発祥地は内モンゴル地区となっている。

この地域でのペスト患者が発見されたのは、今年度に入り2回目。

前回は5月、リス科の動物であるMarmot(マーモット)の腎臓を生食する民間療からペスト感染し死亡に至っております。

*肺ペストとは?

症状:高熱、呼吸器系の障害、重症な肺炎となると血の混じった気泡上の痰が出る。

   強烈な頭痛や嘔吐。

   重症な場合は24時間で死に至る場合もあるあり感染度も高い。

原因及び経路:

   感染者(人、動物)からの飛沫感染

   感染力が非常に高いため感染の疑いがある患者、動物などと接触した場合は速やかに医療機関で受診検討が必要。

国内発生となった場合

近年(2010年~2014年)におけるペスト感染発病は2割弱(3248名/死亡584名)で、未だ世界では年間数十名の発病が報告されている。

中国でも今年度で2件目の発生となりました。

日本では保健所による定期的な調査も行われており、近年では日本国内でのペスト菌の発見はなく、国内への波及の確率は低いとは思います。

ですが、万が一国内でペストが発生した場合は政府指定の患者を隔離ができる病院での治療が必要になります。

ペスト患者には日本では一般にアミノグリコシド系の抗生物質で治療が必要になります。

注意事項

ペストは感染力が非常に高いため飛沫(ひまつ)感染*1も起こりえますので、海外旅行者などから入り込む余地ありますので、人混みの移動では注意は必要です。

重症な場合は発病から24時間以内に死亡に至る場合もあり、感染がある場合は早急な治療が必要とされている。

感染へ不安がある方は役所に相談してみてください。

海外旅行をされる方などは野生の動物などへの接触は十分に注意をして下さい。

*1:飛沫(ひまつ)感染:感染者の咳や「くしゃみ」を吸い込みによる感染


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