健康ひろば

オーストラリアの国民を守れ! 中国への粉ミルク輸出は重罪にすべき! これって、大麦反ダンピング税への報復?

オーストラリアの国民を守れ! 中国への粉ミルク輸出は重罪にすべき! これって、大麦反ダンピング税への報復?

現在開催中のWHA (世界保健総会)で、オーストラリアは新型コロナウィルスの起源について独立調査チームを立ち上げるべきだと主張。


中国の大きな不満をかったばかりだ。

しかしながら、WHA(世界保健総会)では、123か国がこのオーストラリアの提案に署名、WHO(世界保健機構)に新型コロナウィルスの起源に関し、独立調査を行うよう要求している。

豪州、クイーンズランド州参議院のハンソン議員は、スカイニュースのサイトインタビューに対し、「中国への粉ミルク輸出は重罪にするべき」であると語った。


その背景として、

「多数の中国人が自国の粉ミルクを信用せず、オーストラリアで中国人による粉ミルク買占めが発生。

そのため、オーストラリアの父母達が粉ミルクの不足に悩んでいる」として、「オーストラリアの父母達の要求を優先し、粉ミルクの輸出は重罪にすべきだ」と発言した。


また、議員は、「中国は、オーストラリアの輸出額約4割を占めており、経済上、あまりにも中国に頼りすぎている。

中国人ビジネスマンは、大量の農地や不動産を購入し、地元資源を利用し食物生産し、それを中国に輸出している」


とも語り、主権国家として、

新型コロナウィルスの起源を調査する権利があると主張している。

このハンソン議員の発言は、18日に中国が豪州産大麦に対して課した5年間の反ダンピング関税と反補助金税への報復ではないかとも言われ注目されている。

豪州のバーミンガム貿易・観光・投資相は、中国が関税を発動する場合は、WHO(世界保健機構)に申し立てを行うとしていた。


あまりにもタイムリーな提案同士なので、関係性の真偽のほどは定かではない。

ただ、新型コロナウィルスの起源に関して言えば、未だに有効な薬やワクチンが見つかっていないことからも、その正体をはっきりさせることが重要であり、そのためには、やはり起源の追及は必要不可欠なものとなってくる。


くしくも偶然ではあるが、全人代では李翠枝(リー・チョイチー)氏(内モンゴルの中国主要ミルク会社・品質管理主任)が、「ミルクを一生飲もう!計画」を提案し、これらに関して、中国のネット民達の間で白熱した討論となっている。

健康を基本的人権ととらえ、その達成を目的として設立されたWHO(世界保健機構)。

「健康」を「身体的、精神的、社会的に完全な良好な状態であり、たんに病気あるいは虚弱でないことではない」(WHO憲章前文) としており、医療・医薬品の普及のみならず、健康的なライフスタイルの提唱にも力を入れている。

今年のWHA(世界保健総会)は、いろいろな意味で注目されている。

新型コロナウィルスの動向とともに世界各国の動きは、やはり見逃せない。

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