健康ひろば
亜鉛のハゲの関係と薄毛治療に重要なのはやはり!

髪の毛の健康には頭皮の状態が寛容しており、元気な頭皮(毛根)から健康な毛髪が生えてきます。
しかしながら、艶(つや)のある髪の毛と、フサフサだがボサボサで枝毛ばかりの髪の毛というのも存在するでしょう。
頭髪も新陳代謝により自然に抜けては、生えてが繰り返されます。このサイクルが正常であれば「健康的な髪」が手に入るはずです。
そこで、手軽に入手できるのが通販やドラッグストアーでも手軽に入手可能は亜鉛ではないでしょうか。
頭髪によいとされ、しかも男性には勃起維持、健康な精液にもよいとの噂のサプリメントだから毎日たくさん飲んでませんか?!
亜鉛不足はハゲの進行を促す?!
通販サイトのAmazonや楽天などでも人気のサプリである亜鉛が選択される理由としては以下なようでしょう。
1.亜鉛ハゲに良い
・亜鉛が不足すると抜け毛が増える。
2.勃起力改善に効果
・亜鉛は米国では”セックス・ミネラル”と呼ばれ男性ホルモンのテストステロンの低下を予防するとも言われています。
3.妊活・精子が大量に出せる
亜鉛は性ホルモンや精子の合成に深く関与しちえると言われています。
上記のように亜鉛への期待値は多岐に渡る様で、亜鉛不足により発生する身体の問題としては、ED(勃起不全)、薄毛、成長障害、皮膚や爪の異常、免疫力の低下、味覚障害と言われております。
確かに関係性を見ていけば、どこかで何かの病気とつながるかも知れませんが普通の生活から亜鉛不足で上記の問題となる事は本当にあるのでしょうか。
もちろん、亜鉛が極度に不足し皮膚、頭皮の栄養素が不足する事で頭髪に影響がでて髪の毛が抜けやすくハゲが進行するかもしれません。
しかしながら、厚労省から出ている指針を見る限りでは通常の食事をしていれば亜鉛の摂取量は問題ないとされています。
ですので、本当に亜鉛の錠剤を購入して補充する必要性が本当にあるのでしょうか?少し食生活に注意をすれば亜鉛不足は回避できるはずです。
日ごろからインスタント食品ばかり選択をしていると、亜鉛不足が原因でなくてもハゲが進行するのかもしれませんが、薄毛の原因は恐らく別の要因ではないでしょうか。
亜鉛とハゲの関係性の根拠は見つかっていない
普通に生活をしていれば亜鉛不足には陥らない事は分かっていただけたと思います。
それでも、ハゲにはなりたくないので、どうしても噂を信じてみたくはなります。また、手軽に購入できる金額でもあるので購入意欲が増すことになります。
ですが、実は亜鉛不足でハゲが進行するというのは明確な根拠やデータはありません。
確かに亜鉛が不足をすると「脱毛」「皮膚炎」などなど体に異常は発生しますが、過剰に亜鉛を摂取する事で発毛が促されるとの報告もデータもありません。
逆に摂取しすぎると「毛髪異常」などの副作用は報告されています。
亜鉛を発売しているサプリメントの広告では、広告費用を支払って半ば嘘な情報が流布されてもいるようです。
亜鉛は普通の食生活を送っていれば欠乏する事はありませんが、三食カップラーメンや極端なダイエットなどで、もしかしたら亜鉛不足で長障害や皮膚に影響があれば、頭皮の毛髪にも影響がありハゲが進行するかも知れません。
まあ、これは亜鉛に限った事ではなく亜鉛に限らず、極端に栄養素が不足すればED(勃起できない)、AGA(脱毛症)、ニキビが増える等と様々な健康問題が発生しても仕方ないですね。
これらのサプリメントの情報を発信する人たちは何かしらの利益を得ている訳ですので「根拠が無い」「効果が無い」と述べるのは難しいかと思います。
これらの業界を的に回してしまうわけですが、「板見智」という皮膚科医の先生で、前大阪大学大学院教授、大分大学客員教授、日本臨床毛髪学会顧問は、薄毛に効果があるのはフィナステリドとミノキシジルと見解を示しています。
これは、以前から皮膚科学会においても、同様の試験結果を述べているのですから、当然の結果ですね。
そうなんです、繰り返しますが亜鉛は一部の野菜(シユウ酸)は亜鉛の吸収を阻害するとも言われていますが、普通に食事をしていれば欠乏する事はありませんし、極端な欠乏をしない限り、頭髪には影響がないはずです。そして、亜鉛を大量に接種したからといって、髪の毛の成長を助けるというデータもありません。
亜鉛不足は怖い?!
亜鉛が不足する事のリスクを大げさに流布している広告もあります。
繰り返しますが普通に食事をしていれば亜鉛不足に陥る事はありません。広告業界では良くある不安を煽って注目を得てモノを販売するという手法です。
もし、あなたはビーガンであったり、何か特殊な原因で通常な食事を出来てないのでしら別ですが、十分に食事で亜鉛を摂取できているのに亜鉛サプリを利用すれば摂取し過ぎにより、より健康を害する可能性があります。
ハゲ治療に亜鉛は何グラム必要?
1日に必要な亜鉛量としては、(厚生労働省)によると、推奨される1日の亜鉛摂取量は、成人男性で10mg、成人女性で8mg(妊婦は+2mg、授乳婦は+3mg)です。
ハゲ治療に必要な亜鉛量ではなく、身体が健康的に維持できるために必要な量が8㎎~10mgですね。
繰り返しますが、貴方が「ビーガン」や「ベジタリアン」でなく、貧しくない食生活を送る事ができていれば、萬世的な亜鉛不足に陥る事はありません。
これらはYoutubeなどでビーガンの本当の映像を見て頂ければ、どのような状態が「慢性的な亜鉛不足」なのかは見て分かるかと思います。
亜鉛の取り過ぎでハゲる理由
間違った情報により亜鉛の大量摂取による健康被害も報告されています。
亜鉛の取り過ぎによるAGA(男性型脱毛症)との関係性について述べている論文や情報はありませんが、亜鉛の過剰摂取により「銅の吸収阻害による銅欠乏、毛髪異常、骨異常、吐き気、嘔吐腎障害、免疫障害、上腹部痛、消化管過敏症、HDLコレステロールの低下、低銅血症、下痢など」などは言われています。
少なくとも体への悪影響は確認されていますので、この中で毛髪異常が発生するなどで毛髪に悪影響があっても不思議ではないでしょう。
もちろん、アプリだけでなく亜鉛の含有量が多い牡蠣(カキ)などを大量に食べれば、上記と同様な問題が起きる事もあり得るという事です。
ハゲはAGA(男性型脱毛症)ならばフィンペシアで治療が出来ます。
亜鉛の不足により脱毛が発生すかもしれません。そして、一時的に脱毛が増加する事もあるでしょう。
ですが、普通の食生活を送っていれば、亜鉛不足によるハゲる頭皮環境にならない事は分かっています。
亜鉛の人気メーカはは「DHC」「Asahi」「大塚製薬」「小林製薬」あたりでしょうが、どのサプリ会社のホームページを見ても「髪が生えます!」とは書かれていません。薬事法上の理由により書くことが出来ません。例としては「男性のみなぎる元気」「活力のある毎日を送りたい方に」「栄養補助食品」などとしか書かれてません。
*もし、本当に効果があるのでしたら、医薬品として効能を記載して販売する事ができます。
多少の喫煙や運動不足も、そこまでのハゲを作り出す事はありませんが、あなたのハゲの原因がAGA(男性型脱毛症)ならば、それは異なる原因です。
AGA(男性型脱毛症)は髪の毛が抜ける原因「ジヒドロテストステロン」という男性ホルモンが抜け毛の原因です。これは、医学的に明確に分かっているAGAハゲの原因です。
そこ医療現場でのAGAハゲの治療には「フィンペシア」などのフィナステリドという医薬成分で、この「ジヒドロテストステロン」を抑制し、髪の毛を抜けるのが予防されます。
当店では同成分の医薬品を多数とりあつかっております。「抜け毛防止(フィナステリド or デュタステリド)」「発毛・育毛(ミノキシジル)」によって治療方法が違ってきます。
医学の観点からも、「フィンペシア」の成分は1997年に米国FDAでも認可されている抜け毛を防止する歴史と実績がある医薬品です。(サプリメントではありません。)
このように抜けがの原因を抑える事ができれば、亜鉛の不足がないようにし健康的な髪の毛が再生できるのです。
健康維持には亜鉛は重要ですが日ごろから正しい食生活を送っていれば、極端に亜鉛不足に陥る事はありません。