健康ひろば

知らないとマズイ!?コロナウイルスのワクチンがもたらす副作用と対策について

知らないとマズイ!?コロナウイルスのワクチンがもたらす副作用と対策について

2020 年に入って深刻な問題を巻き起こしてきた「新型コロナウイルス」も、 2021 年に入り世界中でようやくワクチン接種がスタートしました。

そして日本でも 2021 年の 2 月からアメリカの製薬会社「ファイザー」のワクチンが、医療関係者を最優先にワクチン接種がスタートしました。

これでコロナウイルスもいよいよ終息か、と思われていましたが別の問題が発生し始めました。

それがワクチン接種をした人達へ起った副作用の症状です。

その症状は人それぞれ違いますが、多くの人が

  • 発熱

  • 接種部分の腫れ

といった症状が出たと報告されています。

そこで今回はコロナウイルスのワクチンを接種したことによる副作用について、その症状や対処方法、注意しなければいけない事などを説明させて頂きます。


コロナウイルスワクチンの接種状況

新型コロナウイルスの世界でのワクチン接種は現在、世界 163 の国や地域でスタートしています。

真っ先にスタートさせたのはイギリスで 12 月上旬頃からワクチン投与を開始、それから世界のあらゆる国でワクチンを打つ流れが始まったのです。

現在の接種状況を見ると多くの資金を出しているアメリカや中国などの国や地域が、他の国に比べかなり進んでいるもようで資金面が厳しい国は遅れているのが現状です。

中国とアメリカの2つの国で全体接種の実に 45 %以上を占めており、それに比べ日本の累計は 148 7606 と決して多くはない状況です。

この数字が伸び悩んでい理由の一つに、「免疫力を付けるためには 2 回以上の接種が必用」ということがあり、全ての人へ投与するにはワクチンの数が足りていないのです。

とは言え 1 回接種で免疫力を獲得できるように考えられ作成されたワクチンもあります。

それがアメリカの大手製薬会社の「 J J (ジョンソン・エンド・ジョンソン)」の製薬部門ヤンセンファーマ会社が作っているワクチンです。


コロナウイルスワクチンの効果や種類

次にワクチンの効果や種類について説明します。

日本が現在ワクチン提供を受ける権利を獲得している会社は

  • ファイザー製薬:アメリカ

  • モデルナ社:アメリカ

  • アストラゼネカ社:イギリス

の3社で、ワクチンの種類はファイザーとモデルナが「 mRNA ワクチン 」で、アストラゼネカが「 ウイルスベクターワクチン 」となっています。

この中で一番高い効き目(有効性)を発表しているのはファイザー社が開発したワクチンで 95 %です。

とは言えアストラゼネカとモデルナも 90 %以上の効き目を発表しており、どの製薬も高い効果に期待が持てるものとなっています。


ちなみに毎年シーズンになると大勢の人が接種しているインフルエンザのワクチンの効き目が 20 %から 60 %なのを考えると、このコロナウイルスのワクチンの効き目がとても高い数字ということが分かります。


コロナウイルスワクチンの年齢や費用、状況(条件)

コロナウイルスのワクチン接種の条件や年齢、その他費用などはどうなっているのでしょうか?

これは厚生労働省の公式サイトを見ると詳しく書かれているので、そちらの情報をまとめさせていただきます。

まず期間については令和3年の 2 17 日にスタートした接種は、翌年の令和 4 年の 2 月末までかかる予定となっています。

そしてニュースでも連日報道されているように、まず医療従事者を優先し次に高齢者、基礎疾患がある人という順番に接種を進めて行くようです。

高齢者への接種は 4 12 日から限定された地域でスタートされる予定となっており、スタート直後は、ワクチンを投与していく地域と対象の数に制限をかけ、 5 月以降からかなりの人数のご年配の方に接種していく予定です。

費用に関しては国が行うワクチン接種に関しては無料で行うことが出来ますが、今後ワクチン開発が進み独自のもが出回り始めると、費用がかかる場合も出てくるかも知れません。


コロナウイルスワクチン接種後の副作用についてと対策

ワクチン接種は強制ではありません。

そのためワクチン接種をした際の感染症予防の効果と副反応どちらの理解をした上で接種を行うこととなります。

では実際にどのような副作用が報告されているのか見てみたいと思います。


現状は海外からの報告が多いようでワクチン接種をした人から副作用が出たと各種メディアが報道しており、中には重度のアナフィラキシーショックを起こした人もいるそうです。

これだけ見ると不安になってしまいますが、現在メディアを中心にワクチンの効き目について疑問を持っている人が多く、若干批判的な報道もあり誇張した表現も取っている放送機関もあるので、全てを鵜呑みにする必用はありません。


ちなみにワクチンに関する免疫反応は副作用ではなく「副反応」と言い、種類には「即時型」と「遅延型」の2つがあります。

即時型はその名の通り接種後 30 分前後で副反応が起こり、遅延型は3~4週間後に症状が現れます。

軽度の場合は命に影響はありませんが、重度になると呼吸困難を起こしたり命に関わることがあるのでワクチン接種は専門の医師がいる場所で接種すべきだと考えます。


各社のワクチン接種で起こった副反応

それでは現在日本で接種が認可されているワクチンで、どのような副反応が出ているのかみて見てみたいと思います。


まずファイザー社が開発したワクチンでは、重度の副反応はなく、疲労やめまい、頭痛を訴えた方が全体の 4 %いあ調です。

次にモデルナ社製のワクチンですがこちらも重大な副反応は認められておらず、2回目の接種後に身体のダルさ、筋肉・間接痛、頭痛やめまいなどの症状が 4 %~ 10 %程報告されています。

最後にアストラゼネカ社のワクチンですが、こちらでは副反応の方向は上がっていません。

しかし実際の効き目が 70 %という数字を出しており、他のワクチンについて効力が若干弱いのが副反応の発祥率の差に繋がったのではと考えられています。


ワクチンの副反応に関しては、死亡例は今のところ報告がなく年齢も若い人から高齢まで様々な状況です。

また副反応が起こった人の中には、過去に食事関連でアナフィラキシーショックを起こしたことがある人もいました。

確かに副反応は怖いですが、皆さんが想像しているよりも敏感になりすぎる必要はないのかも知れません。

とは言え重大な症状に繋がりそうな時は直ぐに医師へ報告し、喘息やアレルギーを持っている人は予め報告するようにしてください。


コロナウイルスを予防するには

コロナウイルスのワクチン接種後の予防に関してですが、ワクチン接種を終えた人の感染報告も上がっているので引き続き手洗いうがい、マスク着用、大人数での会食をさけ自身も周りの人にも感染させない行動が必用となります。

特効薬が開発されコロナウイルスが普段の風邪のようなものになれば、今までの生活にも戻れこれまでの日常が帰ってくると思われますので、今しばらくは国民、世界でいっち団結し感染予防をしていきましょう。


コロナウイルスワクチンとは?必要性や重要性、メリット

ここまでワクチンの状況や効果、副反応いついて説明してきましたが実際に自分の番がきたらワクチンは接種すべきなのか迷う方もいるかと思います。

しかし先ほども説明しましたが、日本に入って来ているワクチンの効き目はかなりの物です。

またアレルギー反応に関しては確かに報告は上がっているものの、インフルエンザなどのワクチンに比べ発症率は決して高くなく、重度のアレルギー反応を示した人もいません。


そもそもワクチン接種の副反応は、これまでの医療行為などで発生している命に関わる副反応の可能性よりも、かなり低い事を冷静に判断すればワクチン接種はメリットの方が高いと判断出来ます。

とは言え、高齢者や乳幼児、妊婦などのデータが少なかったり、20代と高齢者では体質が違うのでその点も考えて最終的には個人の判断となることをご了承ください。

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