健康ひろば
肝斑はユークロマプラスで予防できるの? 肝斑の原因や対策についても解説!

顔のシミと同じように発生する肝斑は、紫外線だけではなく女性ホルモンバランスの乱れが原因といわれています。
肝斑は一般的なシミやそばかすとは異なり、薄い褐色で広範囲で発生するので目立つため、「何とかしたい」「化粧のたびに目に入って嫌になる」といった方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は肝斑の予防として使用される「ユークロマプラス」について解説しましょう。
ユークロマプラスとはどういったアイテムなのか、含まれる主成分やその効果、肝斑の原因などについても触れていくので、肝斑対策に役立つはずです。ぜひ参考にしてください!
目次
1.肝斑とは?シミとの違い
2.冬や春こそ油断大敵!紫外線対策は通年必須!
3.ユークロマプラスは肝斑予防に最適?
4.ユークロマプラスは個人輸入が可能
5.まとめ
1.肝斑とは?シミとの違い
肝斑は一般的なシミとは違い、主に頬にそばかすより大きく左右対称に広範囲で表れる傾向があります。
シミ・そばかすは年齢問わず発生しますが、肝斑は30代~40代の女性に発生する傾向があり、60代以降になると色が薄くなることや、消えることもあるのが特徴です。
そこで、肝斑が発生する原因について解説します。
<肝斑の原因は「紫外線」と「ホルモンバランスの乱れ」>
肝斑が発生する原因として「紫外線」と「ホルモンバランスの乱れ」があります。
紫外線を浴びることで、肌の表皮にある細胞(メラノサイト)がメラニンを作り肌の中で蓄積します。メラニンの役割は、紫外線から肌の細胞核を守ることにあり、実は肌にとって必要な物質です。
通常であれば、生成されたメラニンは肌のターンオーバーによって1ヵ月程度で消えるため、メラニンの生成自体が悪いということではありません。
しかし、紫外線を長時間浴びることでメラノサイトが反応し、メラニンが過剰に生成されます。
過剰生成されたメラニンが、ターンオーバーではまかなえず滞留してしまうことで色素沈着をおこした結果、肝斑やシミになるのです。
このターンオーバーがうまくいかなくなる原因として、ホルモンバランスの乱れがあります。
肝斑が比較的30代~40代の女性に多く見られるのも、妊娠・経口避妊薬やストレスなどによって、ホルモンバランスが乱れてしまいやすい年代であることが考えられます。
2.冬や春 こそ油断大敵!紫外線対策は通年必須
シミや肝斑を気にしている多くの方は、紫外線に気を付けて対策を取っているのではないでしょうか。
実は、紫外線対策で見落としがちなのが「冬の紫外線」です。
夏はギラギラとした日差しから肌を守るため、意識して紫外線対策を取る傾向にあります。しかし、冬になると日焼け止めといった紫外線対策を意識しないという方が多いのではないでしょうか。
「冬は日差しが弱いから紫外線が少なさそう」といったイメージを持っているのであれば、それは大きな間違いです。
確かに日差しは夏に比べやわらかいものの、紫外線には季節問わず降り注ぐ「UVA」があります。UVAより受けたダメージは、長年肌に蓄積しシミやシワなど肌老化の原因になります。
紫外線の中でも、冬は夏に比べ肌が黒くなる原因である「UVB」は減少するものの、UVAは冬も夏も変わりません。
肝斑の原因は紫外線だけではありませんが、紫外線から受ける刺激によって生成されるメラニンを抑えなくては、ターンオーバーが間に合わずシミになってしまうため、冬も油断せずしっかりとした紫外線対策をとりましょう。
冬はホルモンバランスも乱れがち
冬や春はとても乾燥しやすく、肌にとって大敵な季節です。また、寒さから体の冷えにより新陳代謝も下がりホルモンバランスが乱れてしまいがちです。
つまり、肌にとっていいことがない季節ともいえます。
乾燥やホルモンバランスの乱れによってターンオーバーがうまく働かなくなると、肝斑やシミが発生しやすい環境を作ってしまいます。
特に冬は紫外線対策とともに念入りな肌の保湿を心がけることが大切です。
3.ユークロマプラスは肝斑予防に最適?
肝斑やシミの予防には、生成されたメラニンを貯めないためにターンオーバーが活発に働く必要があります。
日常的な保湿や紫外線対策に加え、おすすめしたいのが「ユークロマプラス」です。
ユークロマプラスには、「トレチノイン」と「ハイドロキノン」が含まれていて、シミやそばかす、色素沈着に効果が期待できます。
そこで、トレチノインとハイドロキノンにはどんな効果があるのか解説しましょう。
ターンオーバーを促す「トレチノイン」
トレチノインはビタミンA誘導体であり、アメリカではシワ・ニキビの治療薬として認可されています。
トレチノインの主な効果は以下の3つです。
●角質の除去
●皮膚の細胞を活性化させターンオーバーを促す
●皮脂の分泌を減少させる
肝斑を発生させないためには、紫外線によって生成されたメラニンをいかに蓄積しないかが大切です。
トレチノインは、メラニンを皮膚の外に押し出すためのターンオーバーを活性化させるため、肝斑やシミが発生するのを抑えることが期待できます。
メラニンの生成を防ぐ「ハイドロキノン」
肝斑やシミは、メラニンの蓄積によって色素沈着したものです。
メラニンの生成自体を防いでくれるハイドロキノンは、肝斑を予防にも役立ちます。
また、メラニンの生成を防ぐことによって、美白効果も期待できます。
「ユークロマプラス」には、ハイドロキノンでメラニンの生成を防ぎ、トレチノインで生成されてしまったメラニンを外へ出すという連携した効果が期待できるので、肝斑の予防に最適なのです。
4.ユークロマプラスは個人輸入が可能
ユークロマプラスは、日本国内ではまだ発売されていないため、使用するには個人輸入する必要があります。
「輸入してまではちょっと・・・」という方も多いと思いますが、ユークロマプラスに含まれるトレチノインとハイドロキノンは皮膚科で使用される治療薬です。
皮膚科に通い肝斑対策をすることもできますが、美容目的での受診は自費診療となってしまうため、高額な費用がかかるケースも少なくありません。
個人輸入をすることで、皮膚科に通う必要もなく、少ないコストで肝斑予防ができストックを自宅で保管することができます。
とはいえ、個人輸入に抵抗があるという方も多いのではないでしょうか。
そういった方は、個人輸入代行サービスを利用してみましょう。
個人輸入代行サービスとは、商品の購入や自宅への発送・到着まで業者に任せることができるサービスです。
個人輸入代行サービスを利用すると、海外発送によくありがちな商品の未到着などといったトラブルもすべて対応してくれるため、英語ができないなど輸入時の不安を抱えずにすみます。
5.ユークロマプラス・まとめ
肝斑の予防には、まず紫外線対策は必須です。
ユークロマプラスは、トレチノインとハイドロキノンが配合されているので肝斑予防への効果が期待できます。
トレチノインとハイドロキノンは、皮膚科で処方してもらうことはできますが、治療ではなく美容の範囲であるため、かかる費用は自費になってしまうことが多くコストがかかります。
ユークロマプラスは個人輸入することが可能です。もし輸入に不安を感じるようであれば、個人輸入代行を利用して肌の悩みである肝斑予防に使用してみてください。